こんにちはサエコロです。
前回の記事で、クラウドワークスを利用してみた結果について書かせていただきました。
すべてオンライン上で完結できる副業として年々利用者も増えているクラウドワークス。
しかしクラウドワークスには問題点があります。
それは、ワーカーの時間や労力を搾取する悪質なクライアントもいる、ということ。
今回は、せっかく頑張っているワーカーさんが悪質案件につかまらないように、クラウドワークスでお仕事をする際の注意点をお伝えさせていただきます。
クラウドワークスは詐欺案件が多い?
一時期「クラウドワークスは詐欺ばっかり」なんて言われていました。
実際私が利用し始めた時は本当にいくら探しても怪しい案件しか出てこず憤りを感じたこともあります(^^;
ですが運営側も定期的にシステム改善をされているようで、2021年6月現在では詐欺案件はかなり減っているようです!!
1年前よりかなり安心してお仕事できる環境かと思います。
ただ、いい案件を装って詐欺が潜っている可能性はありますし、実際悪質な案件はあります。
それに引っかからないために大切なのは
悪質なクライアントや案件を見抜く力です。
ここからはその力をつけるためにこんなクライアントや案件はやめておいたほうが良い、注意したほうが良いという具体的な例をお伝えしていきますね。
悪質なクライアント
もちろん彼らは「どこからどう見てもおかしいクライアント」という訳ではありません。
具体的にどのような悪質クライアントがいるか見てみましょう。
募集内容と実際依頼される内容が違う
個人的にはこれが一番多かった印象です。
案件のタイトルと、応募したときの返信をご紹介します。
具体例①
募集タイトル「髪の悩みに関するブログ記事作成」
この度はご覧いただきありがとうございます。
現在多数応募いただいているため、真剣にお金を稼ぎたいと考えている方に別の案件をご紹介させていただいております。
「現状を変えたい。目標を叶えたい」そう思ってお仕事を探している方、私と一緒に「現状を変えてみませんか?」
ひとりひとりが必要、重宝され、
ビジネスを学びながら収入と人間関係の柱をもう一本構築できます。
こちらが指定した文章をサイトにコピペするだけのお仕事です。
(中略)
今回ご案内するお仕事は月30万以上稼ぎたい方向けの内容になり、長期的に報酬を受け取れます。
セミナー参加希望の方には事前にアンケートをお答えいただいております。
おいおい、方向転換がすぎるじゃん!!!(^^;
サイトに文章をコピペするだけのお仕事で、月30万てそんなのあったら全員やってます。
てかセミナーていっちゃってますよね?!これあの100%ね〇み講ですよね(^^;
具体例②
「主婦の方向け!パソコン作業」5000円~8000円
指定する商品の中身を検品したのち、一つにまとめて梱包発送するお仕事です。
詳しい内容書いてあるマニュアルを送信いたしますのでライン登録をお願いしています。
→実際の内容
サプリや化粧品のサンプルなどをワーカーが注文し(後払い)、商品と後払い伝票を確認したのち、それぞれの指定先に発送してください。(商品代行購入)
はいアウト―――!!
いやまずパソコン作業どこいった?!(^^;
そして商品代行購入はそもそも違反案件です。
こちらはあたかも後払いの注文なので買い付け料金は一切発生しませんよ、と安心させておいて、実際は送付するはずの指定先住所が存在せず、商品と後払い伝票がワーカーのもとに返ってくるようになっています。
つまりはただワーカーが買い物をした状態になるということです。
初心者を狙う激安案件
前回の記事で書いた通り、初心者のうちは評価を稼ぐために低単価の案件をする事になると思います。
ですがそれにかこつけて、ずっと単価で仕事を依頼してくるクライアントもいます。
基本的に作業量に見合わない報酬の仕事は体力的にも精神的に疲弊するので受けないほうがおすすめです。
私が実際出会った具体例はこちら。
・1分動画×3か月分の文字起こし1200円
・ミスがあった場合1か所につき-30円など罰金がある案件
・1文字0.1円のライティング業務(平気で5000文字、10000文字の発注もあります)
・募集時は5000字のライティング業務なのに、10000文字のテストライティングをさせられる
テストライティングがテストの域を超えていますよね(^^;
でも「テストライティングに不合格の場合は契約キャンセルとなります」とか言われると、ワーカーは継続的に仕事を振ってほしいので頑張っちゃうんです。
そしてクライアントの条件を守って渾身の記事を提出したのち不合格になる、なんて流れがあります。もう、ひっくり返るしかありません!!(^^;
そもそも、集客できる文章を書けるかどうかの判断に10000文字も要りますか?
そういったクライアントは無料で記事を集めている可能性があります。
作業量を後から増やしてくる
契約した後に無報酬で作業量を増やしてくるクライアントもいます。
ライティング業務でキーワードや画像(加工、挿入)を追加してくるなど…。
また、前回より作業量が多いのに同じ報酬で仕事を提示してくるクライアントも居ます。
1分動画×3か月分の文字起こし1200円で受けた後、次は3か月半1200円でお願いします!と言われました。きっぱり断りました(^^;)
外部サイトに誘導してくる
お仕事の説明のために、すぐにラインや外部サイトに誘導するクライアントもいます。
実際普通のクライアントでもラインやチャットワークを使う方は多いのですが、一応クラウドワークスでは外部サイトへの誘導は禁止されています。
個人情報(身分証の写真)の抜き取りや、詐欺目的で外部サイトに誘導し、わけのわからない契約書に電子印鑑お願いしますとか平気で言ってくる人もいますので気を付けてください。
また、初回は簡単なアンケートのお仕事を発注して、完了後に新しいアンケートのお仕事としてプログラミングやWEBライティングのセミナー動画(一週間弱)の感想を募る案件を紹介してくる事例もありました。
お仕事として割り切って参加できる方はいいのですが、
結果高額の情報商材販売に誘導されます。
そこからは自己判断になってしまうので、何のためにそのアンケートに参加したか目的を失わないように気を付ける必要があります。
ワーカーが注意すべき3つのポイント
①評価をよく見る
→評価4.5以下の方や、契約終了リクエストが多いなどトラブルがないか確認してください。
また、丁寧なフォローや臨機応変に対応してくれたなど具体的な良い評価のある方はより安心です
②本人確認済を信用しすぎない
→もちろん本人登録済の方が信用度は上がりますが、クライアントの本人確認はワーカーにとって
何の保証にもなりません。平気で詐欺や激安案件を振ってくる人も居ますので、
必ず評価やお仕事内容、やりとりを通じて信頼できるかどうかを判断してください。
③契約、仮払い後に仕事を始める
→クラウドワークスでは「契約→仮払い→納品→報酬」の流れになっています。
仕事の詳細を聞いて「ではお願いします」と契約前に仕事を促してくるクライアントもいますが、
契約・仮払いがされていない状態で納品してしまうと報酬なしで逃げられる可能性もありますので
必ず「契約、仮払い後にお仕事を始めさせていただきます」ときっぱり言いましょう。
もし契約後に怪しいなと思ったら
怪しい案件は契約しなければいい話なのですが、契約後に仕事量を増やされたり、やっぱり怪しいよな…と思ったら、無理にお仕事を進める必要はありません。
契約終了リクエストを出す
クラウドワークスでは、契約を途中終了できる「契約終了リクエスト」があります。
いきなりリクエストだけ送るのも失礼になってしまうので、
きちんと理由を記載したうえで送りましょう。
私の場合詐欺案件と気づき契約を終了したい旨をクライアントに伝えると
「困ります」「途中終了はできません」などと言ってくる人も居ました。
できません、てことはないです(笑)これは搾取できる相手が去るのを防ぐために強く言っているだけです。
規約違反の場合はきっぱりとその旨を伝えて契約終了リクエストを送りましょう。
私は詐欺クライアントの途中契約終了後に評価を全て1でつけられたこともありました(-o-
クラウドワークス事務局に通報する
万が一詐欺被害に遭ったら、クラウドワークス事務局に通報しましょう。
評価でも意見を入力できるのですが、念のためお問い合わせから通報する方がいいかなと思います。
他の人が被害にあわないように悪徳なクライアントには去っていただきましょう。
さいごに
いかがでしたか?
現在のクラウドワークスでは詐欺の案件はかなり減っているようです!
ですが決してゼロではなく、労力を搾取する悪質な案件も存在はしています。
そこにはまらないためには、利用するワーカー側が怪しい案件を見抜くことが大切です。
顔も素性も分からないオンライン上だからこそ、自分の身は自分で守れるように今回の記事がお役に立てれば幸いです。ありがとうございました!
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