前回は私が婦人科検診で高度異形成と診断された時の事をお伝えさせていただきました。
今回はその後、手術を受けた時のお話です。
子宮頚部円錐切除術
術式は、円錐切除術という患部を超音波メスで円錐状に切り取るというものでした。
取り除くので完治するが、リスクとしては妊娠した際に流産や早産の可能性が高まるとのこと。
流産、という言葉を聞いてつらい気持ちにもなりましたが、妊娠が可能というのが唯一の希望でした。
手術は下半身麻酔で行うことに。
大学病院のため研修医や見学生が居て手術室に無駄に人が多い(^^;
麻酔は研修医の方にしてもらったのですが
「あーそこじゃないよ、もっと下。もっと下だって!」
おいおい大丈夫かい…!!!
恐れながらも無事に終了。麻酔が効くまでの間ドクターたちは談笑モードに。
いや、意識ありますよ。こっちはガッチガチに緊張してるんですけど…!?
手術ってこんなラフなものなのか…。と複雑な気持ちになりつつ
いよいよ手術が始まる…!!
…
…
麻酔が効いてるから何もわからない。
うーん、なんとなく下半身がもぞもぞするなぁ。
「はい、終わりましたよ。お疲れ様でしたー」
え?!もう終わりっすか?!
緊張感返してほしいくらいにすぐでした( ;u;)
正直手術自体は大したことないよと言わんばかりの先生の余裕ぶり。
びっくりするくらいあっけなくて、不安な気持ちが安堵に代わり
術後、病室に運ばれている最中に母親の姿を見てまた泣きました。
術後の経過
術後、3時間くらいで麻酔が切れ感覚が戻ってきたため、尿カテーテルを抜いてもらい、院内を歩いてもいいと許可がおりました。
そこでとりあえずトイレに行ったのですが
いっっっっっっっっったぁぁあああああああ!!!!!!!!!!
膀胱炎の極激辛バージョンと言えるくらいの痛み。
尿カテーテルってこうなるのか、と一瞬で悟りました。
手術より痛いわ!!
なんの説明もなかったからただただ驚きと苦痛!!
案の定その痛みはしばらく続き…
退院の日、患部を止血していたガーゼを取り除き
3か月に定期検査をする、ということで無事退院ができました。
あ、あっけない…
病院で泣いた私って一体…そう思うくらいにめまぐるしかった。
痛みは少しじんじんするくらいで、尿道の痛みに比べたら全然マシでした(笑)
その後の定期検診で…
その後3か月ごとに検診をしていたのですが
見事に何もなく!と言いたいところですがそうでもないのが現状でした。
軽度異形成→消滅→軽度異形成→消滅を繰り返し
妊娠前には中度異形成に進行していました。
万が一また高度異形成になってしまったらどうなるのか聞いてみたところ
「堕ちる確率はかなり高くなるね。今でも切迫流産の可能性は普通の人よりは高いよ」とばっさり言われました。
旦那くんと結婚して自然と子供を望むようになっていたので、この言葉がひどく胸に刺さり、このまま仕事を続けていてもいいものかと考え始めるようになっていきました。
実際、子宮頚管がかなり短く、いつ入院してもおかしくないという状況でしたが
ニートしていたおかげで無事に事前入院せず出産することができました(笑)
もし、妊娠されていて何か違和感や切迫流産の恐れが少しでもある場合、皆さんも会社を休んだり、辞めたり、命を守るためにできる決断はあると思います。
人が足りないとか、もう少しいて欲しいとか、引き留める文句が色々出てきたとしても、会社はなんとかなります。
でも、貴方に何かあったときに誰も責任は取ってくれません。
もし何か不安を感じたら。ご自身や赤ちゃん、ご家族のことを優先するようにしていただきたいです。
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